谷 學

谷 學

オーエスラボ株式会社 代表取締役

環境事業支援コンサルタント・経営士・環境経営士。元グリーンブルー株式会社代表取締役。日本の公害対策の草創期より環境測定分析の技術者として、環境計量証明事業所の経営者として、環境汚染の改善及び業界の発展のために邁進。2007年には経済産業大臣より計量関係功労者表彰を、2013年には経営者「環境力」大賞を受彰。50年にわたる環境問題への取組み実績を持つオピニオンリーダー。

投稿記事一覧

  一言で、日本政府ならびに産業界のリーダー達が「気候変動」(地球温暖化)を、重要課題として認識し、行動を起こさないからです。こうした背景には、石炭、石油、天然ガス等(化石燃料…
1.はじめに 冷戦時代は、米国の自由主義陣営とソビエト連邦を中心とする社会主義陣営とに分かれていました。しかし、1989年のベルリンの壁の崩壊により、それまで12億人の自由主義市場経済が一気に4…
  30年前から提唱される「地球崩壊のシナリオ」 私は、1990年代初頭から気候変動(特に地球温暖化)が私達の生活にどのような影響があるのか、専門である山本良一氏の発言につい…
  1. はじめに 日本人の知識人(インテリゲンチャ)は、海外における活動において、自分と同じような知識バックグラウンド、あるいは他の豊富な知識人たちとのコミュニケーショを好む傾…
1.はじめに   「パリ協定」の批准に伴い,日本企業における環境経営への取組みは,企業の大小にかかわらず喫緊の課題となっています。環境経営における代表的な取組みの一つに,国際標準…
  先日5月6日に、一般社団法人日本環境測定分析協会から、「名誉会員証」が届きました。同協会は、1974(昭和49)年に当時の通商産業省と環境庁との共管のもと誕生した社団法人で…
  地球温暖化対策を真剣に進めるその背景に、とんでもない落とし穴があるとするなら、私たちはどのような行動をとるべきでしょうか。この後、「パリ協定」「ESG」「座礁資産」、さらに…
はじめに(「パリ協定」発効の行方) 2020年以降の地球温暖化対策の国際ルール、「パリ協定」の発効が有力となった2016年11月4日、日経朝刊9面には「脱炭素時代 幕開け」という大きな文字が、見…
1.はじめに 公害(環境)問題の解決に取り組んできた者にとっ て、1972 年に出版された「成長の限界[1]」の警鐘は、 強いショックとインパクトを与えたに違いない。同じ 年…
  東京電力と中部電力との統合会社が、シェールガスを米国から初輸入したことは、ご存知だと思います。今回はLNGにして約7万トンを輸入しましたが、2019(平成31)年1月までに…
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