「環境問題解決についておおきなうねりを」環境系NPO約30団体が集結し、新たな団体を発足


3.11震災以降、日本の環境政策は後退を続けている中、環境に関わるNPO・NGOが大連携する動きがあるようだ。その名も日本市民環境団体連合会(仮称)(略称:グリーン連合)が2015.6.5に発足、その発足を記念記念したシンポジウムが霞が関にて行われる。

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※シンポジウムのレポートはECOLOGでも後日アップします。

 

グリーン連合の趣旨

以下引用

「かけがえのない地球」をキャッチフレーズに環境問題についての初めての世界的会合「国連人間環境会議」が開催されてから43年、人類社会の持続的な発展に道筋をつけることを意図した「地球サミット」から23年が経過します。

その間、世界においても、我が国においても、顕在化する環境問題の解決に向けて様々な対策がとられてきました。こうした国際的な動きや健全な市民社会の形成を支援するNPO法の制定もあり、私たち市民の間でも、地域での環境保全活動、国や地球レベルでの環境政策に対する提言活動など様々な活動を展開する環境NPO・NGOが数多く誕生し、行政や企業とは異なる立場と専門性を活かした多様な活動により、問題解決のために努力しているところです。

しかし、地球温暖化に伴う気候変動の激化は世界中に大きな被害をもたらし、第6の絶滅の時代とされるほどの生物多様性の喪失が続き、様々な化学物質による汚染が広がるなど、私たち人間の生命や社会・経済活動の基盤である環境の悪化はとどまるところを知りません。さらに、福島第一原子力発電所の過酷事故は、エネルギー転換の必要性だけでなく、私たちの文明の「豊かさ」に対する根源的な疑問を、日本のみならず全世界へ投げかけました。このままでは人類社会の存続さえも危ぶまれる危機的状況にあります。

周知の通り、これらの問題は、地球の有限性を認識することなく経済の規模の拡大を追い求めてきたこれまでの価値観や暮らし方、技術、社会経済システムに起因します。そのため、問題の解決に向けては、科学的根拠に基づく倫理的で政治的な判断と人間の叡智に基づく、大きな社会変革を伴う根源的な取組が不可欠です。

しかし残念ながら、国内においては、根元的な政策転換は遅々として進まず、持続可能性をないがしろにした目先の経済重視の政策が優先され続けています。

私たち人類に残された時間は僅かしかありません。

この状況を憂い、様々な環境問題を克服し、全ての生命と人間活動の基盤である「環境」を基軸とした民主的で公正な持続可能な社会を構築するために、私たち環境NGO・NPOは各組織の個別の使命や目的を超えて、現世代そして次世代の利益のために、互いにつながり結集して、強く社会に働きかけていくことが極めて重要であるとの認識に至りました。

私たちは、日本各地で、様々な環境活動に携わる多くの仲間とつながり、これまで積み重ねてきた経験と叡智を結集し、危機的状況にある地球環境を保全し、持続可能で豊かな社会構築に向けた大きなうねりを日本社会に巻き起こすために日本市民環境団体連合会(仮称)(通称:グリーン連合)を設立いたします。

以上、引用終わり

 

シンポジウムのプログラム

・基調講演「『環境立国』への道-なぜグリーン連合が必要なのか-」
大久保規子氏(大阪大学大学院教授)

・パネルディスカッション「各党の環境政策とグリーン連合への期待」
環境政策担当議員

・政党アンケートの報告

 

とき
2015.6.5(金)12:00~14:00(開場11:30)
11:30からロビーにて入館証を配布します

 

ところ
衆議院第二議員会館第4会議室
千代田区永田町二丁目2−1−2
地下鉄丸ノ内線、千代田線
国会議事堂前駅下車徒歩5分
地下鉄有楽町線、半蔵門線、南北線
永田町駅下車徒歩10分

費用 参加無料

 

申し込み→http://ssl.form-mailer.jp/fms/d4eec7d7354777

入館証などの都合から事前登録が必要です。

 

問い合わせ先
グリーン連合(仮称)設立準備会(認定NPO法人環境文明21内)
電話:03(5483)8455
FAX: 03(5483)8755

 

 

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